参考書 活用例

 
①小学6年生 英語
小学生のための英語練習帳 2 英単語400(旺文社)
 
英語が苦手ということで、英単語を勉強するところから始めた。
単語の音声をはじめに聞いて、その後、スペルの確認をして、1ページに1単語5回ずつ書いてもらう。
その後、スペルが書けるかどうかのテストをする(裏紙などに日本語だけ書いておく)。3-4回ほど挑戦したら、次のページの単語に移る。
1日の授業で10単語×2ページをすることになる(この生徒さんには追加で、関連ワードで気になる英単語を聞いて1つ入れている)。
 
はじめの頃は、嫌々やっていた感じもあったが、本人がストイックな性格なこともあり、覚えられるように何度もプリントの空いたスペースに書いていた。6年生の最後の方には、1-2回テストすれば、全て綴りを書けるほどに。システムに慣れてきたり、順番は変えていないので、負荷が少し軽いこともあるが、単語の並びやローマ字との関連具合を感覚的に理解していることや、書いているうちにアルファベット自体を認識することに慣れてきた、ということも、成長の要因の一つのように思える。
 
英語がどれだけ苦手でも、たくさん書くことはできるので、英語を苦手とする生徒や、中学1年生(もしくは中学準備として)には、よい練習になるかもしれないと言える参考例。